とある日常の家庭で発生したトラブル。悪者は多いほど、家庭は円満でいられるってお話です。
食事が終わり、母がお茶の入った湯呑みをおじいさんに出しました。お茶は飲まれることなく、テーブルの隅に置かれたままです。父が席を外そうと立ち上がった時に少しテーブルを揺らしてしまいました。テーブルの隅に置かれた湯呑みは、揺れた拍子に床に落ちてしまいました。
父は、湯呑みを隅に置いた母を責めました。
母は、お茶をいつまでも飲まないおじいさんを責めました。
おじいさんは、テーブルにぶつかった父を責めました。
さて、本当の悪者は誰だったのでしょうか?それを決めようと、責あえば悪者は少ないかもしれないけども、喧嘩の絶えない家庭の出来上がりですね。
もし、みんなが悪者だったのなら、どうだったでしょうか?
父が、テーブルを揺らしてしまったから自分のせいだ。ごめん
母が、いや私が、湯呑みを隅に置いたからいけなかった。ごめんね
おじいさんが、ちゃんと受け取らずに置いてたわしが悪い。ごめん
と、皆が自分自身を悪者にできた時、本当の意味で相手を思いやることができるのではないでしょうか?本当の意味で、相手を許せますか?
誰かを責める前に、自分の落ち度はなかったのか?自身が悪者になることで、相手から素直なごめんなさいを引き出しましょう!
豊かな心配りを身につけ、見事な悪者になる方法を身につけよう( ´ ▽ ` )b
( 〃▽〃)
小粒さん
( ´ ▽ ` )ふわわ〜ん